乳頭保護器を使用していて、「母乳で乳輪周りがかぶれてしまった」という方もおられるのではないでしょうか。
実は私も、最初の1ヶ月間はとくにかぶれがひどく、対処法に困りました。腕や脚、顔ならば皮膚科に行けば良いのですが、患部は乳首や乳首周りです。
皮膚科に行って、お医者さんに乳首を見せるのも、ちょっと…というか大分恥ずかしいですよね。できれば見せたくない、という方の方が多いはず。
私の皮膚は強い方ではないので、普段ならすぐに皮膚科へと向うのですが、この時ばかりは行けませんでした。
また、赤ちゃんを預かってくれる方は、ありがたいことに周りに居たのですが、産まれて間もない赤ちゃんを人に預けるのも、何だか心配でした。
この頃は、母乳とミルクと混合であげていましたが、母乳を長時間あげないでいると、母乳が溜まっておっぱいが張ってきます。
そうなるととても痛いですし、そんな状態で、預かってもらった赤ちゃんをお迎えに行って、もしもミルクをあげた後だったりしたら、赤ちゃんはおっぱいを飲んでくれません。
おっぱいが張って痛い時に授乳できないと、とても困るのです。
しかも、近場の皮膚科はとにかく待ち時間が長い。(どうして人気のある皮膚科ってあんなに並ぶんでしょうね。)
授乳室もないですし、そんな場所に、いつ泣き出すかわからない赤ちゃんを連れて行くのは、どう考えても無理です。
などなど、色んな理由もあり、自宅で何とかできないかと対処法を探しました。その結果、以下の3つの方法が見つかりました。
1、かゆみ止めを塗る。
2、授乳ごとに、乳輪周りをよく拭く。
3、母乳パッドはこまめに取り替える。
まず、かゆみ止めの使い方をご紹介します。かゆみ止めを乳輪全体に塗ると、授乳の際に赤ちゃんが母乳と一緒に飲み込んでしまう可能性があります。
なので、乳輪の上の方に少しだけ塗るようにしました。
というのも、私の使っていたメデラの乳頭保護器は、上の方に欠けがあるタイプで、そこは保護器と乳輪が密着しません。
なので、赤ちゃんが乳頭保護器越しに母乳を飲んでも、薬が母乳に混ざりにくいのです。
どうしてもかゆみに耐えられない時に何度か塗りましたが、結局、赤ちゃんが薬を飲み込むのが怖くて、あまり塗らなくなりました。
ちょっとくらい口に入っても大丈夫なように、使っていたのは子供用のムヒです。生後1ヶ月から使えるものでした。
次に、乳輪周りをよく拭く方法を説明しましょう。これは、授乳後に毎回、レンジで温めたおしぼりで、乳首と乳輪をきれいに拭くという方法です。
かゆみやかぶれが治ってくれば、水に濡らしただけのおしぼりやガーゼでも大丈夫ですよ。
最後に、母乳パッドは紙製のものを使用し、こまめに取り替えることです。
母乳を吸った母乳パッドは、以外に湿気がこもるので、母乳で濡れてしまったら早めに取り替えましょう。
大切なのは、かぶれている乳輪周りを清潔にして常にサラッと乾かしておくことです。
乳首や乳輪周りの母乳かぶれに悩んでいる方は、以上の3つの方法をぜひ試してみてくださいね。
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▼ムヒベビーは、生後1ヶ月の赤ちゃんから使える優れものです。スースーするメントールや、ステロイドも入っていないので安心ですよー(^^
▼母乳パッドは、どんどん取り替えられる紙製がおすすめです。乳輪周りをいつもサラッと清潔に保ちましょう。
▼レンジ対応のおしぼり置きがあれば、濡らしたおしぼりをレンジで温めるのもラクチンです!温めたおしぼりは、使う前に一度広げて手の平で温度を確かめましょう。
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